Overview
還元剤はタンパク質内またはサブユニット間のジスルフィド結合を切断する目的で使用されます。
ジスルフィド結合はアルカリ性条件下では形成速度が高まるため、特に塩基性タンパク質を取り扱う上では問題になります。 ジスルフィド結合が形成するとタンパク質の溶解性が低下し、スポットの分離度が低下することがあります。
バイオ・ラッドでは、次のような還元試薬およびアルキル化試薬をご用意しています。
- ジチオスレイトール (DTT) 最も広く使用されている還元剤のひとつです。 DTT は pI が 8 付近であり、IEF 中にストリップ全体の還元状態を維持できないことがあります。 DTTは塩基性側において負の電荷を帯びるようになり、IPG ストリップから遊離するため、タンパク質のジスルフィド結合が再形成されると考えられます (Görg 2000、Hoving 2002)。
- トリブチルホスフィン (TBP) DTT よりも低濃度で使用可能で幅広い pH 範囲において活性を示す還元剤です。フォーカシング中、TBP はタンパク質とともにゲルに残り、ストリップ全体の還元状態を維持します。
- ヨードアセトアミド アルキル化剤の一種であり、還元剤による処理後に用いてタンパク質のシステイン残基を非可逆的にアルキル化することによって、タンパク質のシステイン残基が再酸化して凝集、沈殿するのを防ぎます。 これにより、泳動中にタンパク質の可溶性を維持して、スポットのストリーキングを防ぎ、検出されるスポット数(特に塩基性側)の再現性を高めます。
TBP およびヨードアセトアミドは ReadyPrep 還元-アルキル化キットの構成品であり、これにより不可逆的な還元アルキル化反応を行って、分解能と再現性を向上させることができます。
Ordering
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1610611
5 g、ジチオスレイトール (DTT) 還元剤
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1632101
0.6 ml 入り、200 mM 還元剤。タンパク質のサンプル調製用途に使用
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1632109
30 g、タンパク質サンプル調製アプリケーション用アルキル化剤
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